「きのう何食べた?」普段の何気ない日常が詰まっていて面白かった件
テレビ東京系 ドラマ24
「きのう何食べた?」
見る前は、何それ。面白いの?とさえ思っていたけれど、試しに1話を観たらダダハマりしてしまった。
西島秀俊が演じる筧史朗と、内野聖陽が演じる矢吹賢二。
同性愛者(ゲイ)の話なんだけど、普段の食卓の風景とか、一緒に共有する素晴らしさとか、何気ない日常にこそ幸せが詰まっているなっていうのが再確認させられるドラマ。
西島さんが格好良い。
職業は弁護士で、あの見た目で独身。
でも、自分がゲイだとは周りには言っていない様子。
きのう何食べた?
主に西島さんが自炊していて、スーパー寄って帰ったり、掛かる食費とか全体のバランスを考えながら家庭料理を作っている。
今日は野菜の値段が高いなあ、とか、●●が余っていたからコレ作るかとか、調味料は目分量だったり、だし醤油が万能だとか。
なんていうか、分かる。
スーパーで今日は安くで買えたらラッキー!って嬉しくなったりとか、日常の些細なことが嬉しい瞬間が共感できる。
そして、いつもの中村屋(スーパーの名前)で出会った主婦と仲良くなったり、そこから繋がるゲイ仲間との交流とか。
様々な人間関係が生まれたりして、面白い。
男性が手の込んだ料理を凝って作るというよりは、家庭でも出来そうなパパっと作れる料理ばかり。
ドラマを観るたび、いつも食べたくなる…。
食を通して、普段の生活が描かれている。
ケンジがさ、乙女心を分かってるの!!
あと、周りから「結婚しないの?」って言われたり、思われたりする年代になって、実家のこととか、家族の関係性とかも描かれている。
こんな感じだよね~って突き刺さったりもするけれど、愛が詰まっていて、ほっこりするドラマ。