KAT-TUN、時々、婚活。

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KAT-TUNのメンバー脱退、これまでのすべて

KAT-TUNは元々6人グループでしたが、2018年現在、人数が過半数となった3人で活動を続けています。

充電期間を終えたKAT-TUNですが、よく知らない人や最近知った方のために、ざっくり、これまでの経緯を分かりやすくまとめてみようと思います。

結成当初からデビューまで

KAT-TUNは、下積み時代が長いことで知られています。

2001年、KAT-TUN結成。

K:亀梨 和也
A:赤西 仁
T:田口 淳之介
T:田中 聖
U:上田 竜也
N:中丸 雄一

ハイフン=ファンのことを表しています。

2002年「お客様は神サマーConcert 55万人愛のリクエストに応えて!!」では、3万人の応募枠に、55万人もの応募数が殺到し、大阪松竹座では1日11回公演を行うほどの人気振り。

2004年~2005年に行なわれた「KAT-TUN Live海賊帆」コンサートでは、デビュー前にも関わらず、2005年のオリコン年間DVD音楽ランキング1位を獲得。

2005年1月から始まった連続ドラマ「ごくせん」では、亀梨和也、赤西仁がW出演。

今、思い返しても豪華なメンバーで、平均視聴率25%を超えを記録するほどの大ヒット。

"仁亀"と言われるほど高い人気で、一気にKAT-TUNの知名度が上がります。

音楽バラエティ番組ミンテレへの出演や、グラチャンバレーの応援プロデューサーとして就任などを果たします。

2006年デビュー

2006年、CDデビュー前のアーティストとしては史上初、東京ドームでのライブを実現。

3/22、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いとも言われた満を持してのCDデビュー。

ミリオンヒットを記録し、デビューにして、ベストアルバム「Best of KAT-TUN」を出すほどの貫禄。

オリコン年間ランキングでは、シングル部門で1位を獲得。

デビュー当時のコンセプトは、クール&セクシー、タフ&ワイルド、ブラック&シルバー。

絶大なる人気を誇り、渋谷のスクランブル交差点は、KAT-TUNで溢れていました。

その後も、セカンドシングル発売、数々のCM出演、24HTVメインパーソナリティとして出演など、目まぐるしいほどのスケジュールをこなします。

2006年10月赤西の留学発表

2006年10月、デビューから1年も経たずに、赤西がアメリカLAへの語学留学を発表。

半年というワードは口にしていましたが、明確な時期は未定とされていました。

その後、5人での活動が始まります。

そして、2007年、半年後の4月にライブツアー中のアンコールで赤西が復帰。

2008年、2009年と、6人での活動を再開します。

KAT-TUNは仲が悪いと囁かれたことが1度や2度ではなく、表面的に分かりやすく仲良く振る舞うことこそしませんが、赤西の留学の一件でメンバー間の絆は一層深くなったように思えました。

2010年、赤西脱退

次第に、赤西はKAT-TUNとしての仕事に対して、あからさまにやる気を感じられなくなります。

そして、2010年5月、赤西が2度目の留学を発表します。

5人で全国ツアーをまわる中、発表されたのは、事実上の脱退でした。

2013年、田中聖脱退

2011年、2012年と5人でのグループ活動が続く中、2013年9月、田中聖が度重なる契約違反(副業、私生活における行き過ぎた行動など)により、事務所が解雇。

5人になっても、頑張ろう!とメンバー間で気持ちを確かめ合っていたり、田中自身、コンサート中でも「1人でもずっとKAT-TUN」と発言していただけに、その矢先の発表は、にわかには信じられない出来事でした。

2015年、田口脱退

ベストアーティスト生放送の番組内で、田口淳之介がグループを脱退することを発表。

10周年を目前に控えた時期に、突然、宣告された、脱退発表。

嫌な予感が走ったけれど、あまりにも残酷すぎる。

個人的には、一番ダメージが大きかったです。

5人になっても頑張ろう、4人になって、次こそ頑張ろう。

誰もが信じていたと思います。

それなのに、3人になっても頑張ろう、だなんて、そんな簡単に切り替えられる話じゃないです。

3度目のダメージだからこそ、かなりショックが大きい。

田口に関しては、脱退する理由も明確じゃないし、もうなにも言及したくないのですが、脱退後の活動も含めてひとことだけ言うとしたら、本当に空気が読めない。

残されたメンバー

幾度もグループに変化が訪れるたび、亀梨さんを筆頭に、残されたメンバーが前に出てきて、心苦しそうに、心中を語っています。

毎回、胸が締め付けられるのは「あなたが謝る必要なんてないのに」って。

 

メンバーがなによりもつらいはずなのに、それでも、「前を向いて進まなきゃいけない」という思いで、KAT-TUNを立てなおして、いつもファンを勇気付けてくれました。

 

脱退の報道で、ファンを降りた人も沢山いると思います。

でも、だからこそ、同じように、KAT-TUNのメンバーに励まされてきた人が沢山いるのも事実だと思います。

ファンが悲しんでいる時も、彼らがKAT-TUNでい続けてくれたから、その言葉や行動に、いつも救われたのは、紛れもない事実です。

 

色々と事務所の意向とかもあるかもしれない。

なにも触れないっていうこともできたかもしれない。

でも、多分だけど、ファンのことを考えたら、前に出てきて、自分の言葉できちんと向き合うべきだって判断したからこその対応だと思うんです。

そんな彼らだからこそ、ついていきたいって思ってくれる人が増えているんだろうし、応援してくれるファンが増えているのだと私は思います。

 

私は、田口さんの一件で、メンタルがボロボロにやられていた時、亀梨さんの言動に救われたといっても過言ではないです。

後日、亀梨さんは、実際に自分の足で渋谷のファミリークラブに出向いて、その場にいたファンに、これ以上の心配を掛けないように、きちんと今の自分の想いを伝えています。

「田口の脱退にはまだ納得していない」という正直な気持ちを述べたり、「悲しませるのではなく、楽しませるのが自分の仕事」という発言をしたり、「謝ってばかりなのは、自分を責めているのではなく、KAT-TUNとして謝る責任があるから」など。

「ライブ春にやるよ」って直接言って、ファンを安心させてくれたり、1人ひとりに握手して対応したり。

なにより、真正面から向き合ってくれたということが、ファンにとっては一番嬉しいことだと思います。

 

今の時代、TwitterなどのSNSで、こういった情報はすぐにまわります。

でも、こうした良い情報で溢れるのは、彼の人柄がにじみ出ているからこそで、それだけの言動に何百人、何千人、何万人もの人々が救われているか。

本当に彼らの存在は偉大で、沢山の人々に確実に良い影響をもたらしています。

2016年 有言実行

バックのジャニーズJr.などはなしで、ハイフンと3人だけのライブをドームで決行。

KAT-TUNとして、充電期間前の沢山の思いが詰まったライブ。

一般的にグループ活動休止といっても、非常に前向きなもので、ライブなどを通して「KAT-TUNを大きくするための期間」として、彼らの思い・気持ちが伝わってきた部分はあったので、解散など、不安に感じていたファンは少ないように感じます。

2016年~2018年 充電期間

改めて、KAT-TUNとして、1まわり、2まわりも大きくなって成長するために。

グループの「充電期間」として設けられた、実質の活動休止。

とはいえ、KAT-TUNとしてグループで活躍するために個々にソロで活動することに専念しました。

亀梨は「亀と山P」で12年振りのドラマ共演・曲を出したり、ソロコンサートでツアーを実現。

絶対にドームクラスでも埋まるし、公演数を減らした方が本人の負担も減るに決まっているのに、ファンとの距離感を大事にしたいという意向から、アリーナクラスでの全国ツアーを実現。

これまでの亀梨和也を体現したステージは、まさにエンターテイメント。

上田、中丸ともに、それぞれTV番組への出演、舞台、ドラマなど、メンバー3人揃ってメディアに出る機会はないものの、それぞれの活動の場はあったし、食事に行ったことも知らされています。

2018年 活動再開

そして、約2年後の2018年、年明けのカウントダウンコンサートで、KAT-TUN充電期間の終了が発表されます。

 

もう本っ当に、この文章だけではまとめ上げられないほどの様々な思い、色々なファンの気持ちが沢山あると思います。

それでも、私は3人になったKAT-TUNを応援したいし、アイドルというか、人間性に惚れているので、一生ついていく。という気持ちでいるファンは沢山いると思います。

最後に

本当に、色んなことを乗り越えてきたからこそ、今のKAT-TUNの姿というものがあるのだと思います。

波瀾万丈というか、本当、ドラマかよっていうほど、壮絶な道を歩んでいるグループだと思います。

 

なにより素晴らしいと思うのは、過去をなかったことにするのではなく、きちんと受け止めた上で、前に進んでいること、その時々の状況に応じて、ベストな選択をしてKAT-TUNを守っていてくれていることだと思います。

 

亀梨さんは、抜けたメンバーに対しても、KAT-TUNでいたことを誇りに思っていて欲しいという旨を述べています。

そんなこと、なかなか簡単に言えることじゃないと思います。

人として、それだけ器の大きさを感じます。

 

長くなりましたが、みんながいてくれるから、KAT-TUNなのは間違いないです。

これからもっと、KAT-TUNというグループを「チーム」として、もっと大きくなって、一緒に笑顔になれることを心から願っています。